ゆるゆるな日々 - はてダ版

はてなダイヤリー時代の日記を移行しました。新ゆるゆるな日々はこちら→ http://petsounds.hatenablog.com/

芝居

アングラ

今日は一日、アングラ芝居三昧なのでした。 午後は日暮里d-倉庫で発見の会公演「復興期の精神 春と修羅場」。平将門の怨念が亡き妻 滝夜叉の死体に乗り移って復活するという鶴屋南北の「金幣猿島郡」をベースに、祀られる神田明神の下の銭形平次、お静、八五…

団鬼六

昼食は代々木公園。ネパール・フェスティバルが開催中です。モモというカレー風味の蒸し餃子などをいただきました。 そしてベトナム・フェスティバル。代々木公園ではネパール・フェスティバルと同時にベトナム・フェスティバルも開催されているのです。バイ…

あやつり人形

【メモ】 アサヒ・アートスクエアで江戸糸あやつり人形芝居の結城座の公演『三島 近代能楽集「邯鄲」「葵上」』。 その後、ミズマアートギャラリーで鴻池朋子展 「隱れマウンテン 逆登り」 夜は神楽坂のシアターイワトで時々自動の公演「うたのエリア 3」

竹久夢二

内幸町から歩いて銀座へ。地震の影響でしょうか歩行者天国が中止になっていてクルマ天国になっています。地獄です。 新宿に移動。街も節電のため大型ビジョンや看板の明かりが消され暗く、音もなく異様です。でもこれが普通なんでしょうけれど。 夜はザムザ…

スーパームーン

渋谷駅前のハチ公の前では内田裕也による東北復興のための募金を呼びかけるゲリラ的な行動が行われておりました。拡声器でパワー・トゥ・ザ・ピープルを歌っております。白竜やジョー山中もいます。やさすがに人集まってちょっと混乱気味。 渋谷駅前の交番に…

怪力類人猿

最寄りのバス停からバスに乗って、世田谷ボロ市へ。 人、多過ぎ。それは、近所ということもあって何年も前から機会があれば来ているので分かってはいます。でも、人、多過ぎ。 適当に物色して、適当に飲み食いして、離脱。 早稲田大学坪内博士記念演劇博物館…

さすらい姉妹

水族館劇場の路上芝居のユニット さすらい姉妹の寄せ場興行「風の吹く街」を上野公園で観てきました。芝居は大晦日の寿町、年を明けての山谷、新宿、渋谷で行われ、今日の上野公園が今回の最後となります。毎年、いずれかの公演を観るようにしています。これ…

2010ベスト

さて、2010ベストを選んでみました。今年、観たもの、聴いたものからですが、忘れているものもあるかも。アルバムはこんな感じです。 Phew「Five Finger Discount」 山本精一「プレイグラウンド」 長谷川建「震える牙、震える水」 藤本敦夫「どこにもないラ…

阿呆船

多摩センターで演劇実験室万有引力 パルテノン多摩野外公演「実験的幻想音楽劇 阿呆船」を観てきました。 芝居の前に、市民ギャラリーで併せて開催されている、J.A.シィザー監修の「わたしの演劇ノート展」。J.A.シィザーや天井桟敷に纏わるポスターや当時の…

雪隠

夜は、ラピュタの地下、ザムザ阿佐ヶ谷で月蝕歌劇団「沼正三/家畜人ヤプー」を観てきました。女子が中心となり演じられる暗黒の宝塚でございます。寺山修司の天井桟敷にも通じます。J・A・シィザー(名前、変わった?)の音楽がを聞くことができるので、演劇…

水族館劇場

水族館劇場 2010公演「NOMAD 恋する虜」を観てきました。 水族館劇場の演劇とは、テントを組み上げるところから始まっているかもしれません。舞台装置と役者が必死に戯れている様子が愉しくて見に行ってしまう気がします。 舞台にある水のプールにやたらと飛…

少女地獄

ラピュタの地下、ザムザ阿佐ヶ谷で月蝕歌劇団「夢野久作 少女地獄」を観てきました。 ラピュタ阿佐ヶ谷の地下です。ラピュタ阿佐ヶ谷では「悪女礼讃〜スクリーンの妖花たち」の特集上映で、これも無茶苦茶、気になります。 芝居は、火星さんの少女地獄に、犬…

ダンス

近所の三軒茶屋パブリックシアターで、珍しいキノコ舞踊団「私が踊るとき」。10年代に突入して間もないのですが、ダンスの公演のふたつめです。 当日券だったので、切り立った、上から見下ろすような3階席です。でも、ステージ全体が見えて、これはこれでい…

バケツ

夜、世田谷線三軒茶屋駅の改札のすぐ隣にあるシアタートラムで黒田育世×飴屋法水「ソコバケツノソコ」。ダンス・パフォーマンスです。 ホール全体が舞台となっていて、周りをぐるりと囲むように適当に座ったり、立ったりして見ることになります。中央辺りの…

放浪記

新年です。 お祖師様を訪ねてみることにしました。日法上人により掘られた日蓮上人の御尊像三体が安置されている寺が三つあるとのことです。そのうちのひとつが、赤坂ににある円通寺です。坂の途中にある寺は、意外と地味で拍子抜け。 上野公園に移動。新年…

2009年

今夜は2009年のベスト選考会を盛大に開催中です。ひとりでですけれど。

東京物語

中野駅を南に行った五叉路にかつてポルノを上映していた映画館、光座の建物があります。時代の流れの中に取り残された廃墟のような佇まいの建物です。映画上映などのイヴェントなどで何度か訪れた事があります。昭和の時代を今に伝える歴史的遺産といっても…

棄民サルプリ

夕方からは井の頭公園西園に建てられたテントで野戦之月海筆子「ヤポニア歌仔戯 棄民サルプリ」。 開場する頃には雨が降り出しました。テントの中も雨水が落ちてきたりしています。仕掛けがなかなか凝っています。ステージの上にも水が張られています。水は…

月蝕歌劇団

夜は新宿紀伊国屋ホールで再演となる月蝕歌劇団の公演、高取英脚本・演出、J・A・シーザー監修・音楽「寺山修司 過激なる疾走」。寺山修司の生涯を演劇化したものです。上映前は、いつものように出演者によるおみくじの手売りがあります。 席は前から6列目…

芋虫

東大に弥生門から入り、そこからバスでお茶の水。そして丸ノ内線で池袋。 東口のタカセで昼食をいただく事にしました。1階は洋菓子店で2階が喫茶室、そして3階が洋食レストランとなっています。昭和の空気が漂うレストランです。注文したのはナポリタンです…

死の舞踏

ようやく、駒込大観音の境内に設営されたテント小屋「異神の森」で行われている水族館劇場の公演「メランコリア 死の舞踏」を見てきました。 駒込大観音での公演は10年目になるようですが、公演が行われる妖しげに見えた小屋も、今では街の中に溶け込んでい…

破れ船で流浪する水夫たち

早稲田大学の演劇博物館に行ってきました。坪内逍遥がシェイクスピア全集の完翻を祝って創設されたそうです。ここで「破れ船で流浪する水夫たち 水族館劇場20年の航跡」という企画展が開催されています。 水族館劇場のポスターや舞台衣装、小道具、チラシ、…

少女の友

西新宿の繭塔地下のブックファーストに立ち寄ってみました。昨年11月にオープンした書店です。新宿にはしばしば行くことはありますが、訪れるのは今日が初めてです。西新宿といえば前ならインポートやブートレグのコアなレコ屋、最近なら家電なイメージで、…

ドグラ・マグラ

阿佐ヶ谷へ。中杉通りを北に向かって歩き、古書の銀星舍に立ち寄ります。絶版の文庫に気になるものがあります。サブカルな音楽、映画、演劇、アート関連も趣味よく並べられています。近くに住んでいたら通ってしまいそうです。 住宅街を歩いて、宮崎駿がトト…

麿赤兒

下北沢のほん吉に立ち寄ってから、バスで三軒茶屋。 三軒茶屋の世田谷パブリックシアターで大駱駝艦 麿赤兒公演「シンフォニー・M」。白塗り男子と老女のようであり幼女のようでもある麿赤兒の好演に感動です。

越年越冬

新宿中央公園で水族館劇場の千代次を中心とするユニット、さすらい姉妹を芝居を観てきました。演目は「丹下左膳 百万両の壷」です。越年越冬する先輩を力づけるため山谷、寿、上野、渋谷の公演し、今日の新宿中央公園が今回は最後となります。公園に到着した…

ベスト

今年も残す所、3日となります。勝手に年末恒例の私的ベストアルバム10です。 鈴木慶一「ヘイト船長とラヴ航海士」 David Byrne & Brian Eno「Everything That Happens Will Happen Today」 突然段ボール「D」 Juana Molina「Un Dia」 Lovejoy「あの場所へ」…

さすらい姉妹

聖夜です。またひとつ、年を重ねます。 水族館劇場の千代次を中心とするユニット、さすらい姉妹の寄せ場興行が今年も路上で行われます。これまでも寒空のもと越冬する先輩とともに見てきました。今年は路上に放り出された労働者が多くいます。辛い年越しです…

ドール

夜は三軒茶屋のシアタートラムで結城座「〜平成のぞきからくり〜破れ傘長庵」。1635年に旗揚げした江戸糸あやつり人形による人形劇団の公演です。結城座をシアタートラムで前に見たのは、芥正彦が演出する「アンチェイン・マイ・ハート」でした。音楽は担当し…

阿Q

三鷹からコミュニティ・バスに乗ってジブリ美術館で下車。ジブリには寄りません。その裏手、井の頭公園西園の特設テントで行われる桜井大造作演出、野戦之月海筆子公演「オペレッタ ヤポニア歌仔戯 阿Q転生」の初日を見てきました。最下層に生きる人々の転生…