ゆるゆるな日々 - はてダ版

はてなダイヤリー時代の日記を移行しました。新ゆるゆるな日々はこちら→ http://petsounds.hatenablog.com/

死の舞踏

駒込大観音 水族館劇場 異神の森ようやく、駒込大観音の境内に設営されたテント小屋「異神の森」で行われている水族館劇場の公演「メランコリア 死の舞踏」を見てきました。
駒込大観音での公演は10年目になるようですが、公演が行われる妖しげに見えた小屋も、今では街の中に溶け込んでいるような気がします。小屋の前では水族かんのん楽市というのも行われていて、ビールやチキンライスがいただけたり、一箱古本市があったりします。
早めに行ったつもりが整理券番号は120番台です。今回の公演中、今日は一番多い人のようです。いつものように野外でのプロローグとなる芝居に続いて小屋に入ります。通されたのは3階の席でした。客席を直下に見下ろす感じです。工事現場の足場のようなもので組み上がった小屋ですので、崩れたりしないのか、本当に大丈夫なのかと思ったりしますが、それもテント芝居の醍醐味とでもいいましょうか、正面の最前列で、ステージにある池も丸見えで、これはこれでいい感じです。
芝居は、いつもの手作りのぐるぐる回転する舞台セットで、時空を超えて異人が行き交います。でもいつもと違う感じです。社会的弱者の悲喜劇が扱われていたかとは思うのですが、今回は芝居のテーマであるメランコリアということなのでしょうか、人間としての物語となっていたようにも思えます。これはなんなのかと気持ちの整理がつかないまま、舞台には水が大量に降ってきました。気持ちの整理をつけるために、もう一度、観て、確かめたいとも思うのですけれど。
劇団東アジア反日武装戦線さそりの人とかも。花園神社の見世物小屋で観た鹿男だったり珍古くんだったりした人とかも。