アングラ
今日は一日、アングラ芝居三昧なのでした。
午後は日暮里d-倉庫で発見の会公演「復興期の精神 春と修羅場」。平将門の怨念が亡き妻 滝夜叉の死体に乗り移って復活するという鶴屋南北の「金幣猿島郡」をベースに、祀られる神田明神の下の銭形平次、お静、八五郎までも登場しての舞台です。歴史物には強い関心が無いので平将門がどうしたとか、瀧夜叉姫がどうのとか実はよくわからないのですが、それでも楽しめるものでした。平将門についてはこれから調べます。
劇伴は生演奏でも。日によって聴かれる不破大輔の生演奏が聴かれなかったのが残念です。
夜は夢の島の第五福竜丸展示館の隣の広場に設営されたテントで行われた野戦之月海筆子公演「汎やぽにあ民話 ‐フクビキビクニ譚」。震災の被災地で公演を行ったといういつもより小さいテントでの公演です。火は吹くし、ちょっとひやひや。でも中身は濃いです。確かな道が見つけられないながらも再生しようとする物語です。
開場時には大熊ワタルとこぐれみわぞうが入口近くで演奏していて、中にはいってからも音が聴こえていて気分が盛り上がります。芝居の劇伴として二人は演奏もしており、時には出演しておりました。
