ゆるゆるな日々 - はてダ版

はてなダイヤリー時代の日記を移行しました。新ゆるゆるな日々はこちら→ http://petsounds.hatenablog.com/

8月15日

靖国神社 スミレ 栗林翁8月15日。靖国神社の周りには大量の民族派右翼の街宣車、神社の敷地内には軍服のコスプレの人々、参道は日本会議が占拠、行動する右翼界隈の人や怪しげな黒服の人。どうなっていくのでしょうかね。この国の今の政府もだけど。
様々な思惑が蠢く靖国神社を離れこのあと千鳥ケ淵戦没者墓苑へ。

70'sバイブレーションYOKOHAMA〜寿町フリーコンサート

横浜赤レンガ倉庫久しぶりの横浜です。赤レンガ倉庫で開催中の「70’sバイブレーション YOKOHAMA 」展を観にきたのです。以前、横須賀美術館で「70’sバイブレーション」展が開催された折にも観に行っています。今回の展示は横須賀美術館での展示を元に日本のロック・ポップスの歴史を総括する形で企画されたものだそうです。そして南青山にあったレコード店パイドパイパーハウスも期間限定で復活しているというのです。
赤レンガ倉庫に行ってみますと夏休みとあってか賑わっています。というかピカチュウのイベントが行われているようです。巨大ピカチュウもいます。


横浜赤レンガ倉庫


横浜赤レンガ倉庫さて「70’sバイブレーション」展が開催されている赤レンガ倉庫に入るとパイドパイパーの名を冠するカフェが設営されています。何気にスロッビング・グリッスルスラップ・ハッピーのレコード・ジャケッドが店頭に展示されていて気分が上がります。吊り下げられている布で作られた強大な帯は暖簾のようです。
2階に登ると展示会場の前に期間限定で復活しているパイドパイパーハウスがあります。南青山にあった当時は残念ながら足を運んだことがありません。どんな感じだったのでしょうか。


横浜赤レンガ倉庫「70’sバイブレーション」展の会場に入るとすぐにYMOの機材が展示されています。つまみなど設定もその時のもの再現されているとのことです。展示は1970年代の日本を中心とした音楽、映画、演劇などの文化に関するものでレコードジャケット、写真、ポスター、雑誌などが並べられています。大滝詠一の使用していたジュークポックスもあります。年代別に整理しているあたりが総括的な部分のでしょうか。それにしても展示を観て思うのは1970年代という時代に自分がどれだけ影響されているかということです。後追いで接したものも多くあるのですけど。


横浜寿町横浜赤レンガ倉庫から寿町フリーコンサートを観るためにドヤ街の寿町へと移動します。今年で37回目となるコンサートです。1979年から続いているものです。ここに訪れるようになったのはJAGATARAが出演していた頃ですから1980年代の後半だと思います。さて今回の目当ては渚ようこと13年ぶりの出演になる渋さ知らズオーケストラです。
会場に到着すると間もなく渚ようこのステージが始まりました。ダンスにデリシャスウィートス、演奏が女横町痺れ腰が参加してのライブは艶っぽさの上に濃厚さが増していて興奮させられます。 更にゲストに山崎春美も参加。「赤いスイートピー」や「祖国と女達」を渚ようことともに痙攣しながらのヴォイスは最高です。ステージの最後には渋さ知らズのホーン陣やさやぺろも参加しての何か凄い事になっていました。
続いては渋さ知らズオーケストラです。ステージの上はメンバーで溢れています。この土地での渋さ知らズの演奏です。盛り上がらないわけがありません。会場の気温も確実の上昇しているかと思われます。
会場である寿町総合労働福祉会館の前の広場には色んな人が集まってきてきてそれぞれに音を楽しんでいるようい見えます。その寿町総合労働福祉会館が建て替えになるということで今年までのような形でのコンサートはできなくなりようです。夏まつり/フリーコンサートは続いていくとは思います。続けていかねければなららいものだと思います。

ライブビート

渋谷 NHKふれあいホール運はよくないほうです。いつも引くのはハズレくじばかりの人生です。ゲームですらそうなのです。賭け事なんてする気にもなれません。
NHKFMの「ライブビート」といいう番組の公開収録にジム・オルークが出演するというのダメ元で応募してみたところ何と当選したのです。きっと数年はいいことは何もにいだろうなと思っています。
夕方からその「ライブビート」の収録を観にNHKのふれあいホールに行ってきました。まずは入場順を決める抽選を受付で行うのですがこれが箱のなかから札を引くと81番なのでした。順番は後ろから数えたほうが早いような最後の方です。運をすでに使ってしまっているのでしょうがありません。それでも脇の方でしたが前から2列目には座れたのですが。
NHK、しかも収録ということで客席ではiPhoneも使わせてもらえない状態で開演をぼーっとしながら待ちます。時間になりジム・オルークらが現れ演奏が始まりました。フジロックには行っていないのですが多分のその時の「ガマン・ジルベルト」と同じメンバーだと思います。ジム・オルーク(ギター/ボーカル )と石橋英子(キーボード )、須藤俊明(ベース)、山本達久(ドラムス)、波多野敦子(ヴァイオリン)です。先日発売されたアルバム「Simple Songs」からの曲を中心に80分程の演奏でした。
ポップに時にノイジーに時に繊細にと様々な音を楽器や機材、そしてテクニックを何気に駆使した演奏は素晴らしいいものです。内省的なジムの歌声も時には力強く歌うことあったりで演奏する様子は何度も観ているのですが歌うところを観るのは初めてだったので新鮮ではありました。カーディガンとコンバースというのはいつも通りです。アンコールはジムのソロで1曲。

Fires on the Plain

渋谷 ユーロスペース渋谷ユーロスペース塚本晋也監督「野火 Fires on the Plain」を観てきました。塚本監督作品は「鉄男」から観ています。多分殆どの作品は観ているかと思います。原作は大岡昇平市川崑により映画化されたこともありますがそちらは観ておりません。
戦争を描いた映画ではありますがいわゆる戦争映画のような英雄は出てこないし、悲惨さを描き感情に訴えてくるようなものでもありません。戦場という極限の環境の中で心身ともに崩壊した人間がこれでもかと出てくる映画です。こうした状況下においては人間は壊れることを受け入れることしかないのかもしれません。キツイなイタイなと映画を観ながら思っていたのもののしばらくすると、映像と気持ちが一体化してきてもうどうにでもなってくれという思いになります。それは腕が千切れ血が吹き出し内蔵や脳みそが飛び出るスプラッターな戦闘シーンで極まります。
時折耳元で聴こえるようなハエの飛ぶ音に我に返りギリのところで現実に戻れtという思いになります。監督演じる主人公も壊れ切る一歩手前のギリのところに留まることができたのでしょう。それが幸なのか不幸なのかはわかりませんが。この映画を観て戦争には行きたくないな、行かせたくないなと少しでも多くの人が思うことができればと思います。あと印象に残ったのは自然の緑の色でした。

冥土のみやげ

上野 不忍池今日も暑い。上野の不忍池も暑い。どこもかしこも暑い。


上野 東京藝術大学不忍池では骨董市が開催されています。何かしら怪しいものばかりを並べているマンタムの露店を覗いたりしながらふらふらくらくらと東京藝術大学へ。大学美術館の地下2階展示室では「うらめしや〜。冥土のみやげ」展を観てきました。
展示では円山応挙や、歌川国芳月岡芳年河鍋暁斎らによって描かれた様々な”うらみ”を有り様を観ることが出来ます。伊藤晴雨の絵もあります。また谷中にある全生庵に保存されている三遊亭圓朝の幽霊画コレクションの50幅が展示されておりこれが観応えがあります。
ミュージアムショップで売られているのは冥土のみやげでしょうか。店員が幽霊姿なのも微笑ましい。
陳列館では「<写真>見えるもの/見えないもの #02」展が開催されています。展示室内では丁度、関連企画のヴァイオリン演奏も行われているところでありました。
その後はスカイ・ザ・バスハウスで遠藤利克 「空洞説 - 水の座」展。


谷中 全生庵せっかくなので谷中の全生庵にある三遊亭圓朝の墓にも寄ってきました。

Dieter Moebius

Dieter Moebius of Cluster and Harmonia Has Died
Electronic music pioneer was 71


Dieter Moebius of Cluster and Harmonia Has Died
Dieter Moebius―the electronic music and krautrock pioneer who co-founded Cluster and Harmonia―has died. His bandmates Michael Rother (of Neu! and Harmonia) and Hans-Joachim Roedelius (of Cluster and Harmonia) both confirmed the news on Facebook. The cause of death is unknown. He was 71.

pitchfork.com 2015/07/20

R.I.P