ラジウム・ガールズ
P-Funkの総帥であるジョージ・クリントンがタワレコ渋谷で握手会+サイン会を行うという事を誰が想像したでしょうか。公演のため来日中ではあるもの本当に現れるのだろうか半信半疑で会場のタワレコード1階のイベントスペースに行ってみました。すでに多くの人が集まってきています。驚いたことに時間通りに本は登場しました。でもカラフルな髪の毛ではなくなっていてスーツ姿です。トークショーでは歳だからと言っていましたが。
一旦、引込み握手会+サイン会のために現れたジョージ・クリントンはタワレコのエプロンを着けています。そう一日店長です。何だか凄い場面を目にしてしまったのかもしれません。
夜はアップリンクで映画「ラジウム・シティ 文字盤と放射線・知らされなかった少女たち」を観てきました。上映前にはPhewの演奏もありました。
映画は工場で時計の文字盤に夜光塗料を塗る仕事しているうちに被曝していった女性たち、ラジウム・ガールズと工場のあった街に住む人々を描くドキュメンタリーです。ラジウム・ガールズについてはPhewが小林エリカとのユニット、Project UNDARKのアルバム「Radium Girls 2011」を聴いてから興味を持っていました。牧歌的な街の風景と相まって身体を蝕む見えない危険に恐怖を覚えます。原発の持つ問題にも繋がります。
Phewのライブは何回か観ていますが発信機を使用した演奏はその度に凄みを増しているようにも思えます。