山田花子回顧祭

森下の駅を降りて京金で具沢山の
鴨汁せいろ。
少し歩くとのらくろの街に出ました。森下は田河水泡先生のゆかりの地らしいで
す。商店街には手作り感満載のらくろの絵がそこここに描かれています。歩行者天国になっていたのですが時間もあるのか閑散としていて少し寂しい。のらくろのお酒も売られておりました。
近くの森下文化センターにはのらくろ館という田河水泡先生やのらくろ関連の展示があるちょっとしたコーナーも併設されています。今日、森下文化センターに行ったのはのらくろではなく「私の龍馬イラスト展 in お江戸」展が目的です。サエキけんぞうがプロデュースしたもので、江川達也、蛭子能収、しりあがり寿、根本敬、花くまゆうさく、本秀康、やなせたかし、やまだないと、吉田戦車、真珠子、たま、富崎NORなどのマンガ家やイラストレーターが坂本龍馬を描いた絵の展示です。それぞれ個性的で面白い。EXILEの人の書もあります。EXILEはよく知りませんが、大勢いる中の誰かだと思います。イベントもあったようでそれも観たかった。蛭子能収がのらくろを描いた色紙もありました。




目白へ移動して、ポポタムで「没後20年 山田花子回顧祭」。24歳で自死した漫画家の山田花子の原稿、そして洋服、ギター、本などの遺品が展示されています。また丸尾末広、根本敬が山田花子を描いた作品なども展示されています。1990年頃というとサブカルどっぷりだったな
展示されているもの一部を除き販売もされています。本を一冊買いました。カセットテープももらってきました。これって形見分け？


[音]*UNIVERS ZERO


夜は吉祥寺のスターパインズカフェでユニヴェル・ゼロのライヴ。
オープニング・アクトは是巨人 with 壷井彰久です。壷巨人といってましたね。一糸乱れぬ超絶技巧の演奏、圧巻の変拍子の嵐、たまりません。時間は30分ほどでしたがお腹いっぱいになるほど濃密なものでした。でもこれは前菜なのです。
ユニヴェル・ゼロを知ったのは北村昌士が編集長だった頃のFool's Mate誌だったと思います。RIO系＝レコメン系の一派ということで聴くようになりました。1987年にいったん解散したようで、その頃からはあまり聴くこともなくなってしまったんですけど。さてさて初の来日です。
中央にドラムがドデンと置かれ右にバスーン、ピアノ、ベース、左にサックス、ヴァイオリンという配置。複雑な変拍子と変調、疾走感のある曲展開にやられまくりです。聴きこんでたつもりはなののですけど、これ覚えてるよという曲もあります。暗黒？素敵な夜です。
昨日は渋谷タワレコでユニヴェル・ゼロのサイン会なんてにもあったんで見てきたんですよ。タワレコ店内に流れるチェンバー・ロック、いいね。