ヒミズ

園子温監督の「ヒミズ」観ようと思っていたのですが、他の予定と重なったり、体調悪かったり、映画館に行ってみたら上映時間が変わっていたり（これだからシネコンは嫌いだ！）でいつになったら観られるっんだろって感じでしたが、シネ・リーブル池袋でようやく見ることができました。
原作の漫画は見てないです。3月11日の震災の後、当初あった設定を変えたとか。これまでの作品では普通でない人をリアルに描いていて、妙な共犯意識もあったような気がします。今回の作品は妙なもどかしさを感じました。何なのかよく分かりません。震災の姿を目にしての表現者としての諦めにも似たなにかを感じたりもします。
普通じゃない普通の時に普通でないことを普通に描くということをどう普通に受け止めればいいのか。がんばれの言葉が虚しい。
言えるのは二階堂ふみは凄いよってこと。あと脱原発キックは笑える。