夢は夜ひらく

疲れたのか昨日はいつのまにか眠ってしまい、今日は今日で胃がきりきりと痛み、寝込んでおりました。午後になり痛みも和らいできて、朝から何も食べてので、食欲はないのですが何か口にしなければと外に出ることにしました。
新宿まで出て模索舍に立ち寄り、テロ映画を特集する「映画時代」創刊号、サリン事件、阪神・淡路大震災が起きた1995年以降の貧困、格差の問題といった社会の歪みが表面化していくまでを捉えた特集やG８の際にDJして逮捕されたイルコモンズ、救援行動を行った松本哉のインタビューなどが掲載される「オルタ」9-10/'08、「酒とつまみ」第11号、「大谷能生のフランス革命」などを購入。そして新宿2丁目の仲通を抜け花園神社へ。


花園神社といえば商売繁盛で知られ、年末の酉の市の際などにはかなり賑わいます。もっともそれよりも見世物小屋を見たくて毎年のように酉の市を訪ねるのですが。
しかしここは商売繁盛だけではありません。境内の中程にある、いくつもの小さな鳥居をくぐっていくと威徳稲荷を祀ったこじんまりとした祠があります。家庭円満、夫婦和合の神だそうです。上を見上げると和合を象徴するものもあったりします。さらのこの境内には芸能にご利益があるという芸能浅間神社もあり、藤圭子「圭子の夢は夜ひらく」の歌碑などを見る事が出来ます。
花園神社の裏手のゴールデン街を抜け、かつて都電の軌道の後でもある四季の道という遊歩道を歩いて新宿通に出ると、無印の新店舗がオープンしていたので立ち寄ってから、タワレコへ。大友良英、宇川直弘の対談、黒沢清のインタビューなどが掲載されている「エクス・ポ」vol.5などを購入。Perfume現象を特集する「ミュージック・マガジン」の巻頭がCSN&Y、ジェイムス・テイラー、ジャクソン・ブラウンって受け狙いですかね。
そして下北沢のほん吉に立ち寄ってからバスで三軒茶屋。ほん吉ですが、最近は店員が増えている様子です。店主を始め女子ばかりのようでうです。気になる古本屋です。