ゆるゆるな日々 - はてダ版

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瀬戸内国際芸術祭 (男木島、女木島)

高松港 瀬戸内国際芸術祭列車の遅延で2時間30分遅れとなりましたがとりあえず予定通りのコースで廻ってみることにしました。瀬戸内国際芸術祭は瀬戸内にある様々な島で行われているためフェリーや旅客船でそこま渡らなければなりません。その発着の時刻も確認しておかないと帰れなくなってしまいます。
高松駅から歩いてすぐの高松港へ。瀬戸内国際芸術祭のノボリや垂れ幕があちらこちらにあって気分が上がります。天気もいい。総合インフォメーションセンターでパスポートを交換し、船体が赤いめおんというフェリーでまずは男木島に向けて出発しました。瀬戸内の風景を見ながらの船移動、暑いけどついついデッキに出てしまいます。


男木島 瀬戸内国際芸術祭船は男木島港に到着。港近くの建物自体がジャウメ・プレンザの作品である案内所 男木島交流館で移動の船の時刻や切符売り場を確認して、島散策&アート鑑賞をスタート。そうです島やその街並みを観て歩くのも瀬戸内国際芸術祭の愉しみのひとつなのです。


男木島 瀬戸内国際芸術祭男木島での移動は徒歩です。街自体がほぼ徒歩圏内なのです。家々は山の斜面に連なって建てられておりその間を石の坂道や横に抜ける細道があります。気温は30度を超えています。まだアゲアゲ状態なので平気ですが、この先どうなるとか思いつつ観て回りました。


男木島 瀬戸内国際芸術祭作品は古い家の中に展示されたり、壁にペイントした作品を設置した男木島路地壁画プロジェクトや漁船の船体をペイントした男気(おぎ)プロジェクトなど色々なところに作品があります。そのうち港に置かれた道具類やブロック塀に干された布団とかも作品に見えてきたりして。昭和40年会は男木小学校・中学校の建物をまるまる使っての展示。ここもどこまでが学校の資産なんだか分からなくなってます。少し離れた漁港に行くと島の人も観に来た人も誰もいなかったりして、ちょっと不安になったりして。でもそんとこにも作品が展示されていたりするのです。瀬戸内国際芸術祭のiPhoneアプリがあり作品の場所と自分の位置を確認できるので役立ちます。


男木島 瀬戸内国際芸術祭ランチはドリームカフェで海を眺めながら魚のすり身のフライの「めおんバーガー」と生ビール。島の独特に時間の流れなのでしょうか、普段の生活を忘れられる感じがします。


女木島 瀬戸内国際芸術祭再びフェリーめおんに乗り隣の女木島。この女木島は鬼ヶ島とも呼ばれていて、鬼が住んでいたという大洞窟があります。主な作品の展示は港の近くの集落とこの洞窟にあります。洞窟は山の上にあり徒歩でも行かれないことはないのですがバスを利用することにしました。待っていたバスに乗ると空調が効いていません。いやエアコンが付いてないのです。しばらくしたら別のエアコンの付いたバスに交換してくれたのですけどね。しかし暑い。
細いくねくねと曲がった坂道をバスは上り洞窟に到着。さすがに洞窟の中はひんやり涼しい。洞窟の中には所々に鬼の人形が置かれ桃太郎伝説が紹介されています。そして大量の鬼瓦やヴィデオ作品が展示されているのだけれど鬼の人形が強烈すぎてそちらの方が気になってしまいます。


女木島 瀬戸内国際芸術祭バスで集落に戻り女木小学校の大竹伸朗の展示を観ようと思ったら門が閉じてるじゃないですか。午後4時30分までだったようです。サンライズが遅延しなければ観られたのにね。屋外の展示を観て回り再び船で高松へ。女木島から乗船する人はかなりいます。海水浴場があるので泳ぎに来ている人も多いようです。
瀬戸内国際芸術祭1日目は、朝からバタバタし、そして暑い中、歩きまわってへろへろでホテルにチェックインいたしました。