ゆるゆるな日々 - はてダ版

はてなダイヤリー時代の日記を移行しました。新ゆるゆるな日々はこちら→ http://petsounds.hatenablog.com/

心の眼

すっかり、秋の陽気です。さして、暑くもなかった夏です。暑いのは死にたくなるくらい嫌いなのですが、夏が終わってしまう気配を感じると、妙に感傷的にもなるのですが、今年はそれもありません。この夏は、家を留守にして、普段、生活していない街で、慌ただしく過ごしていて、季節の感覚にも疎くなっていたのかもしれません。
恵比寿 写真美術館夕方、恵比寿に降りて、いつもの動く歩道を乗り継ぎ、ガーデンプレイスへ。東京都写真美術館で2階の「北島敬三 1975-1991」、地下1階の「心の眼 稲越功一の写真」、3階のコレクション展「旅」第2部「異郷へ 写真家たちのセンチメンタル・ジャーニー」全部見てきました。
「北島敬三 1975-1991」では、東京、沖縄、ニューヨーク、東欧、崩壊寸前のソ連で撮ったスナップショットが紹介されています。その時代、その都市での様々な人々の表情が写し込まれています。同じ地球の上なのですが、表情からは様々な状況の下で生ていた人々、生きている人々がいる事を、北島敬三の撮り続けた写真を通して、改めて感じるのです。
写真美術館は木曜金曜は夜8時まで開館しています。平日、美術館に行かれるのは、嬉しい事です。また違った一日が過ごせます。