ゆるゆるな日々 - はてダ版

はてなダイヤリー時代の日記を移行しました。新ゆるゆるな日々はこちら→ http://petsounds.hatenablog.com/

球体関節人形

アストラル・ドール―吉田良少女人形写真集東西線の竹橋で下車。通りがかった国立公文書館の「病と医療」の展示に魅かれて寄ってみました。江戸から明治にかけての病や医学、薬などを文献とともに紹介しています。健康維持の手引きである養生書に様々なものがあって、食事や酒の飲み方、運動、そして性欲に関する事まで書かれています。昔から、我が身を知って無理をしないことが養生に繋がるといっています。そうです。そうなんです。でも養生がいい事なのか、長寿に厳しい昨今の日本では、考えてしまいます。
そして、東京国立近代美術館工芸館。ネオ・ゴシックの佇まいが印象的な建物です。ここはかつて皇居の護衛を行っていた近衛師団の司令部庁舎だったところです。内部には四谷シモンの「解剖学の少年」、そして吉田良「すぐり」の2体の球体関節人形が並べて展示されています。ハンス・ベルメールに影響される妖艶な人形がこんなとこにいました。