ゆるゆるな日々 - はてダ版

はてなダイヤリー時代の日記を移行しました。新ゆるゆるな日々はこちら→ http://petsounds.hatenablog.com/

シンプルな形

六本木 森美術館久しぶりに六本木ヒルズへと行ってみると子供連れの人が多くいます。最近の六本木はかなり観光地化が進んでいる様子です。子連れの人がいることは悪い事ではないのですがどこの街も同じような風景になってしまっていくのでは面白みがありません。
六本木ヒルズにには森美術館で開催中の「シンプルなかたち展:美はどこからくるのか」を観に行ったのですがチケット売り場が大行列という予想外の事になっています。関心がないので行ってから気がついたのですが同じ森ビルの森アーツセンターギャラリーでは「NARUTO展」、展望台では「スター・ウォーズ展」が開催されており、その混雑のまっただ中に来てしまったようなのです。子連れの人が多いのもこの展示があるためだったのかもしれません。「スター・ウォーズ展」のチケット売り場は森美術館と同じチケット売り場(というか展望台のチケットで「スター・ウォーズ展は観られる。ちなみに森美術館のチケットでも展望台に行かれるので「スター・ウォーズ展」も観られる。)、そして3つの展示絵を見るのに使うエレベータは52階に直通で行く同じものであるので美術館に辿り着くまでにやたらと時間がかかってしまうのです。
展示はシンプルをテーマに太古の石器から安土桃山時代の茶器、現代のアート作品まで様々な造形物を並べるというものです。こうしたシンプルなものはゆっくりと見て回るのがいいのかもしれません。
MAMコレクションの「ふたつのアジア地図―― 小沢剛+下道基行」は以前にも観ていますが気になるものです。MAMスクリーンで「ビル・ヴィオラ初期映像短編集」も観らるのですが、寧ろ好みで言えばこちらの方が印象に残るものだったかもしれません。
そして展示を観終わり待ち構えていたのは地上階に降りるエレベータを待つとてつもなく長い行列なのでした。


銀座 メゾン・エルメス
銀座へと移動して「シンプルなかたち展」と併せてメゾンエルメスで開催されている「線を聴く 展」も観ていくことにしました。
銀座のエルメスといえばウインドウディスプレイも楽しみです。今回は白い衣装を身につけた人がウインドウの中にいます。銀座だけにこれは首都圏清掃整理促進運動なのかとも思ったのですがよく見ると養蜂の人でそれが巨大なハチを扱っているところなのでした。フランスのアーティスト、ジャン=フランソワ・フルトゥによる作品だそうです。


銀座 SHISEIDO THE GINZASHISEIDO THE GINZAでは、現在東京都現代美術館で企画展が開催されている山口小夜子を特集した特別ディスプレイ「赤、 小夜子と踊る。」があるというのでそれも観てきました。
それにしても銀座はどうしちゃったんだろうかと思うくらい中国人が多いですね。中国語に混じって日本語がたまに聞こえてくるといった感じです。