ゆるゆるな日々 - はてダ版

はてなダイヤリー時代の日記を移行しました。新ゆるゆるな日々はこちら→ http://petsounds.hatenablog.com/

大道芸

日本全国どこ行っても町おこしの今日このこの頃です。過疎化が進むような地方都市だけでなく新軸や銀座といった十分に華やかじゃないのと思われるところでも町おこしが行われています。最近ではゆるきゃらとB級グルメが多いのでしょうか。アートイベントとxxxフェスというものも増えているような気がします。数年前、三茶de大道芸が始まった時に大道芸にイベントといえば横浜野毛が有名だし二番煎じ、三番煎じ的なものを何もしなくても人気のあるとされる三軒茶屋でやらなくてもとも思っていましたが、最近ではすっかり定着してしまったようです。三軒茶屋には三茶ラテンフェスティバルというものもあり、サンバパレードなどこれまた浅草の二番煎じゃないのというものもありますが、実は今年が30回というかなり歴史があるものであったりもします。ちなみに浅草は今年で34回です。
三茶de大道芸さて大道芸なのですが、街の中にちょっといかがわしいものがあるというのも魅力のひとつなのですけど、東京都が大道芸を許認可制にしたりというのもあり、浄化されたパフォーマンスになってしまった感じもして興味も薄れておりました。
今年も三茶de大道芸を観てきました。お目当てはゴールデンズです。暗黒舞踏大駱駝艦の役者が白塗りではなく金粉を身体全体に塗って舞うのです。大駱駝艦は好きで公演をたまに観に行くのですが、お天道様の下での金粉ショーとはこれまた惹かれます。今回も素敵なショーを魅せてくれました。
大道芸というとちびっ子が客席の前の方で楽しげに観ていたりするのですがゴールデンズはちょっと違います。大きなレンズのカメラやビデオを持った年配の男性がずらりと並ぶのです。ビデオの液晶モニターを覗いてみると、女優の股間や尻、胸を画面いっぱいにズームアップして撮影しております。こんなちょっとしたエロに群がっているようです。男子中学生のエロ魂百までといったところでしょうか。


三茶de大道芸次のお目当てはポールダンスのめりこです。会場の太子堂中央商店街は細い道で多くはないといえ車も通過するのにどこにポールを設置するのかと思っていたら、歩行者天国になる時間にあわせてスケジュールは組まれていたようです。演目は「八百屋お七」です。和装のめりこを観るのは初めてです。夕陽のオレンジ色が照明代わりでいい感じにダンスを演出しています。


三茶de大道芸この日、最後に観たのは加納真美です。ジャージ姿でとぼけたカッコをしていますが路上でのキャリアに裏付けられた貫禄すらも感じたりします。

(P.S. 写真を何枚か撮っていたのですが、ISOやフォーカスの設定を先日いじったままになっていて、後で見たらぼろぼろで涙ぼろぼろ。その場でちゃんと撮ったものを確認せねば、、、)