ハリガネムシ

疲れと飲み過ぎで頭が差からぼーっとしています。そんな状態で国立天文台へと行ってきました。「三鷹・星と宇宙の日2014」が開催されていrて施設の公開や講演などがおこなわれるのです。見学自体は普段でもでき以前には平日に行ったこともあるのですが変に緊張しちゃうのですよね。
国の登録有形文化財でもある第一赤道儀室にはうっとりとしてしまします。ドームの中には口径20センチの望遠鏡があり太陽黒点のスケッチ観測に使われていたそうです。この日も太陽の黒点を映して見せてくれていました。スケッチしていたというところにも時代を感じます。


古めかしい建物をカマキリが身体を揺らしながら歩いています。


そしてアインシュタイン塔、大赤道儀室を見て廻りました。こちらも国の登録有形文化財です。古い研究室を訪ねている気分になります。実際、黒電話や氷を入れるタイプの冷蔵庫なども、展示資料としてんのでしょうが置かれていたりします。


大赤道儀室の前の通路でも踏まれそうになりながら歩いているカマキリを発見しました。あぶないなと思いながら少し目を離している間に恐れていた悲劇がカマキリの身に襲いかかってしまいました。


哀れ。見ると細長いバネのようなものが近くで動いています。ハリガネムシです。50センチはあるでしょうか、カマキリの体内に宿っていたものが出てきたようです。ハリガネムシにとっても悲劇だったのでしょう。自然があふれる構内にはバッタなどの虫も多く見かけられますが、今日はイベントで多くの人が来ているため残念なこともあちこちで起きているようです。