ゆるゆるな日々 - はてダ版

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金沢21世紀美術館

金沢 兼六園金沢2日目。今日のメインイヴェントは金沢21世紀美術館に行くことです。これが今回の、そうだ、金沢行こう の目的なのです。
ですが、その前に兼六園も行っとこかなと。世界遺産登録を目指しているだけあって見事な庭です。とにかく草木や苔の緑が印象に残ります。


金沢 金沢21世紀美術館午後は遂に金沢21世紀美術館です。まるびぃだそうです。丸い美術館だからだそうです。修学旅行のシーズンなのか制服の中学生が大勢います。
金沢21世紀美術館のコンセプトのひとつに「まちに活き、市民とつくる、参画交流型の美術館」というものがあり、無料ゾーンなども設けられています。その無料ゾーンにレアンドロ・エルリッヒの「スイミング・プール」というのがあります。プールを見下ろすと、あたかも水で満たされているかのように見えるのだけど、実際は、敷かれたガラスの上に10センチの水が張られているというもの。この中に入ることもでき中の人がプールの水の中にいるように見えるというもの。また中から見上げると水中から外の人が見えるという妙な体験が出来るというものです。ちなみに外からは観るのは無料ですが中から観るのには展示の観覧料金が必要でなのです。


金沢 金沢21世紀美術館開催中の展示は「内臓感覚 ― 遠クテ近イ生ノ声」、「ボーダーライン コレクション展 I」です。人間の原始的、根源的な内臓感覚をテーマにした展示と人間の内部と外部とを分かつ身体的境界をテーマにして展示です。前者の展示では草間彌生、ピピロッティ・リ スト、ビル・ヴィオラ、後者の展示ではレベッカ・ホルン小谷元彦などの作品が観られます。こうした作品をキャッキャッ言いながら観て歩いている修学旅行の中学生と一緒になって観てきました。
ひと通り観た後はタレルの部屋で天井に開いた四角い窓から空を観ながら一休み。丁度このときは曇り気味でイマイチの「ブルー・プラネット・スカイ」なのでしたが。
時間もあるので金沢城も散策。なんと軍事遺跡がありました「旧六旅団司令部」です。金沢へはほくほく線経由で来ましたが帰りは東海道経由です。京都行のサンダーバードに乗車。
治部煮を食べてないのが心残りだったので乗車前に金沢駅の加賀屋で治部煮とお造りのほろ酔いセット。治部煮には金箔も掛かっていましたので、ここで金沢の名物をもう一つ頂くことができました。