GENGA展

末広町駅近くの3331 Arts Chiyodaで「大友克洋GENGA展」、銀座のギャラリー小柳で「杉本博司 「Five Elements」展、ヴァニラ画廊で「都築響一presents 妄想芸術劇場・ぴんから体操」、資生堂ギャラリーでさわひらき「Lineament」展を見て回る。
GENGA展の物量には圧倒されました。会場の3331は以前は練成中学校であった建物です。この元校舎の屋上で大友良英、伊東篤宏、梅田哲也、Sachiko.M、堀尾寛太、毛利悠子、山川冬樹らにより作成された奇妙な音楽装置の展示「休符だらけの音楽装置」を観たことを思い出します。夜の暗い屋上でのライヴもありました。出演したカヒミ・カリィがまだ妊娠中の頃ですね。3331がオープンする直前でした。
ぴんから体操は日本アンダーグラウンド・エロティック・アート界が生んだ不世出のアウトサイダー投稿アーティストだとか。描いたイラストは掲載してもらうために写真投稿雑誌などに送り続けているという。これもアール・ブリュットと言っていいのかな。リリー・フランキーが以前、個展を開きぴんから体操を紹介していたのは知りませんでした。