螢の残存

新年も3日目。上野公園へ水族館劇場 さすらい姉妹の路上芝居「ロストノスタルジア 螢の残存」を観に行きました。
さすらい姉妹の寄せ場興行は毎年、年末年始にかけて山谷、寿、新宿、渋谷、上野で行われています。正月は実家で過ごすことが多いのですが、最終日の上野公園での公演は観るようにしています。
先輩たちなどによる餅つき、そして乾杯の後、芝居は始まりました。
いつもの水が大量に降ってくるようなスペクタルな舞台はありません。しかし路上芝居のリアリティがあります。水はないけれど障子が燃え上がります。ヴァイオリンが火を吹きます。
地震、放射能という言葉にはっとします。3.11以降に水族館劇場の定期公演がなかったのです。次の公演は一体どうなっていくのか興味があります。
楽しかった。面白かった。しかし野外は寒い。
いやいや冷たい風が吹き込む寒いテント小屋で毛布に包まりながら水族館劇場の芝居を見たこともあったな。