一揆
夜、渋谷ユーロスペースで井土紀州監督「泥の惑星」を観てきました。農業高校に通う生徒たちの青春ものです。甘酸っぱくて、ちょっと苦くて、そんな時代もあったなあと、自分を振り返ってしまったりものします。
井土紀州と日本映画学校俳優科、映画美学校フィクションコースの学生によって製作された作品です。企画、脚本に井土紀州は参加していないとのことです。学生の作った原案を天願大介が脚本にし、それを俳優やスタッフらと共に映画作品として創り上げていったようです。映画一揆として上映されていますが、まさに一揆、製作や上映までも含め集団による力を感じさせてくれるものです。
サックスを引き攣るような音で吹く少女がかっこいい。ちょこっと「13人連続暴行魔」の阿部薫を思ってしまいました。