ダンジョン

今週も日曜日に大阪に移動して、一週間ホテルに宿泊する生活です。円柱形の建物のホテルです。（といえばどこかとはすぐ分かると思います。）なので部屋の壁の角度も90度ではありません。日中はあれこれとばたばたしていて夜になってから、ようやく解放されるという日々です。
夜になってからは曾根崎心中で知られるお初天神などを散策。
梅田の地下街、ダンジョンを攻略してみました。とにかくどこまで続いていくのかとあきれる広さを感じます。これまで何度も迷わされております。それでも地上の建物を把握しておけば何とか歩ける事を今回は学習しました。
梅田には1から4まで番号がつけられた大阪駅前ビルというのがあります。地下1階、2階には金券ショップや立ち飲み居酒屋などが並ぶ場末の佇まいの地下街です。この辺りの街は、かつては闇市の名残のバラックが並んでいたそうです。それらを大阪当局が一掃して、地上には大阪駅前ビルを建設していきました。そしてかつてのその辺りに人々は地下に潜ることになったようで、地下街の独特な空気感には過去の記憶が繋がっているということなのでしょう。中古CD屋や古本屋が多く見られる事にも興味を引かれます。店が開いている時間に訪れたいとも思います。かつては銭湯もあったそうです。ディープな空間です。看護婦姿の店員がいる居酒屋も普通にあるのです。