ゆるゆるな日々 - はてダ版

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トリエンナーレ

人がうじゃうじゃいる渋谷駅で乗り換えるのが鬱陶しいので、三軒茶屋からあざみ野へ田園都市線で出て、横浜市営地下鉄ブルーラインで関内へ。このところ毎週の様に横浜に訪れています。一時、横浜市民だった事があります。それも川崎のすぐ隣の街でした。しかも一年足らずです。なので所謂、横浜には詳しくありません。ここ最近で、横浜の地理にも多少、詳しくなった気がします。
先週は渡辺文樹安倍なつみという絶妙なる組み合わせで警察とオタクで混沌としていた関内ホールの向かいにある洋食店ポニーで昼食とすることにしました。昭和の風情が今も残るお店です。ハンバーグもナポリタンも食べられる、ナポリタン・ハンバーグをいただきました。変な気取りも装飾もない感じの料理と店が好感が持てます。
横浜 横浜トリエンナーレ2008ポニーから歩いて横浜トリエンナーレ2008の会場のひとつである日本郵船海岸通倉庫へ。横浜トリエンナーレは2回目です。チケットは当日も含め2回利用できるのです。前回見られなかったもの、じっくり見たいものを見て回ります。
この会場ではヘルマン・ニッチェの血みどろ肉祭りの音像や、ビョークのパートナーでもあるマシュー・バーニーの変態映像、ポール・マッカーシーのエログロ世界など愉しめる人には愉しめる作品を観る事が出来ます。勅使河原三郎は硝子の破片の上を歩き転がり舞う流血しながらのパフォーマンスが行われています。ここでは会場施設の鋼鉄の厚い扉や太い支柱など倉庫萌えな愉しみも味わえます。
横浜赤レンガ倉庫の会場にはシャトル船で移動します。運河の脇に建てられた小屋で田中泯の場踊りの映像のヴィデオが観られます。船の出発までの時間は、ここで灰野敬二の轟音や、今井和雄のギターなどの演奏とともに舞う田中泯の姿をヘッドフォンの音量をマックスにして待つ事にいたしました。
シャトル船はこの前とは違う船でした。二艘が行き交っているようです。波に揺られながら、風に吹かれながらの移動は短時間ですが気持ちのいいものです。
横浜赤レンガ倉庫の会場は映像作品が中心となっております。土方巽の舞踏映像、タージマハール旅行団の記録ヴィデオ、灰野敬二の演奏の映像などがここでは観られるのです。横浜トリエンナーレには普通の人達も大勢、来ています。灰野敬二がこんなに色々な人達に観られる機会は今まであったでしょうか。どう思われているのかは分かりませんが。
横浜赤レンガ倉庫では第二回横浜タイフェスティバルが行われていたので、夕食はカオ・ガイ・パッ・バイカパオとなりました。胃袋から暫く熱いままです。そして、新港ピアの会場。