ゆるゆるな日々 - はてダ版

はてなダイヤリー時代の日記を移行しました。新ゆるゆるな日々はこちら→ http://petsounds.hatenablog.com/

汐留

新橋昼は新橋の本陣房でせいろ、田舎、柚子きりの三色もりの蕎麦。ごつい蕎麦です。今日のような、強烈な太陽の光がぎらりぎらりと地表を直撃する日には、このごつさもいいかもしれません。
新橋の駅前に移動すると、暑い日差しの中、今日も将棋を打っている人達がいます。そして、松下電工の汐留ミュージアムで「アール・ブリュット/交錯する魂」。ここは鉄道発祥の地、かつての駅舎が旧新橋停車場として復元されています。再開発という以前の風景を重機で破壊し建設されたぴかぴかの新しい建物に魅力はありません。復元された旧新橋停車場もそらぞらしく想えます。今の汐留はどうも馴染めません。
汐留ミュージアムではアウトサイダーといわれる作品が展示されています。障害者をアウトサイダーとして区別して扱うかのような展示がどうしても気になります。映画「おそいひと」ではありませんが、障害者も色々ですし、同じ地球の上で生きたり、死んだりしているのです。作品自体にはなかなか興味のあるものがあります。とりわけ妄想系の作品には人間の心の奥底を覗いた気がします。
それから銀座まで歩いて、ヴァニラ画廊で少女主義的水彩画家たまの個展「Rosary」。そして新富町ARATANIURANO高嶺格「スーパー・キャパシタ」。