国分寺崖線
高低差&湧水散策国分寺崖線国分寺編です。
国分寺崖線は多摩川が武蔵野台地を削ってできた河岸段丘で立川、国立、国分寺、府中、小金井、三鷹、調布、狛江、世田谷区そして大田区まで続く長い崖です。崖には台地からの湧水が見られる場所が何箇所もあります。湧水好きなのでこれまでも崖線沿いに散策をしたりしています。今回の国分寺の湧水も何度か見に来ています。
国分寺駅を降り殿ケ谷公園の脇の道を下っていると野川が見えてきます。野川の源流は日立中央研究所の中にある湧水が溜まった池です。その野川に流れ込んでいる別の流れを今回は辿ります。しばらくは住宅地の中を流れ近くには寄ることが出来ませんが、しばらく行くとお鷹の道と呼ばれている川にそって歩くことの出来る小径が見つけられます。
お鷹の道に沿って行くと崖線の方向からの流れと合流する地点が見えてきます。流れの源流となる湧水が見られるお鷹の道・真姿の池湧水群と呼ばれる一帯となります。
5月だというのに今日は最高気温が30度を超えています。子供たちが川の中に入って水遊びをしています。夏の風景です。5月だというのに。。。
崖線を登ると武蔵野国分寺公園が広がっています。公園が出来たのは2000年以降と新しくかつては中央鉄道学園があったようです。当時からあった雑木林はそのままのこされ自然を楽しむことが出来ます。早速、蚊に刺されました。
雑木林を抜け崖線を降りる途中にあるのが武蔵国分寺です。林の中に静かに佇むお寺という風情です。
武蔵国分寺の隣、崖線の脇には万葉植物園があります。万葉集に収録された歌に詠まれる植物が集められて、その句とともに見ることが出来ます。ここで再び蚊にさされます。
武蔵野国分寺公園を抜け西国分寺駅へと移動します。
公園の通路をカナヘビが横切って行きます。爬虫類系が苦手な方はお気をつけください