ゆるゆるな日々 - はてダ版

はてなダイヤリー時代の日記を移行しました。新ゆるゆるな日々はこちら→ http://petsounds.hatenablog.com/

メディア芸術祭

六本木 国立新美術館午後からは国立新美術館で開催されてい午後からは国立新美術館で開催されている文化庁メディア芸術祭を観てきました。アート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4部門で優れた作品を表彰し、作品を展示するものです。先端のメディアアートなのかなと思いきやマンガまでもあって、何故にこの4部門なのかという疑問は前々からあったのですが、それはそれとして無料で観てまわれるので毎回観に来ていたりします。
入口からすぐのところには大賞を受賞した大御所の坂本龍一真鍋大度によるアンテナで収集した集め電磁波を巨大スクリーンとスピーカーで可視化、可聴化するという作品「センシング・ストリームズ―不可視、不可聴」が展示されています。電磁波どうのというよりも、いやそれも重要なのでしょうが、暗い部屋に響く音、明滅する光は心地よいものです。


六本木 国立新美術館Cod.Act (Michel DÉCOSTERD / André DÉCOSTERD)の「Nyloïd」強大な3本の脚を持つ物体が生き物のようにくねくねと動き、叫ぶような音を発しながら、地面に自らを叩きつけたりするというものです。エヴァンゲリオン使徒を思い浮かべたのはわたしだけではないように思います。先日、あざみ野の横浜市民ギャラリーで観て感動を覚えた内橋和久の「ein Wald von Daxophone ― ダクソフォンの森」も受賞していますが残念ながら作品の展示はないようでした。他にもいがらしみきお(原作:山上たつひこ)の「羊の木」、近藤ようこ(原作:津原泰水)の「 五色の舟」など興味深い作品が受賞しています。


六本木 国立新美術館受賞作品ではないのですがKORGのLittle Bitsというガジェットがあり触れるようになっておりました。昔、電位ブロックというのがありましたが、それと似た感覚で小さな部品つなげるというものなのですが、そお部品にはモジュレータ、オシレータ、ディレイ、アンプなどがあり、つまりシンセサイザーを組み立てて摘みを回して音が出せるというものなのです。かつてのシンセサイザーの仕組みそのままに再現されたガジェットにしばらくハマってギーギーガーガーやっておりました。何故かノイジーな音ばかりを作りたくなるわたし。。。