ゆるゆるな日々 - はてダ版

はてなダイヤリー時代の日記を移行しました。新ゆるゆるな日々はこちら→ http://petsounds.hatenablog.com/

高松次郎

東京国立近代美術館東京国立近代美術館で「高松次郎ミステリーズ」を観てきました。先日は赤瀬川原平を観に行ったのですが、個人的にはそちら経由、ハイレッド・センターのハイの人というのが取っ掛かりだったかもしれません。今回は回顧展ということで生涯を通しての作品を順に見て回ることが出来ます。
入ってすぐのところには高松次郎の制作原理が光源と影が映る床や壁tの間に自分が入ることで体験できる「影ラボ」というコーナーが設けられています。これで光と影が絶妙に取り入れられた作品の見方も変わります。


東京国立近代美術館紐作品、遠近法作品などどれも興味深いものです。最後に少し高いところから作品を俯瞰できるのもなんかいい感じですね。
所蔵作品展の方でも高松次郎の作品が観られます。赤瀬川原平中西夏之の作品も観られます。
そして奈良原一高が昭和33年に発表した写真「王国」も観られます。北海道の修道院と和歌山の女性刑務所で撮影された写真は、日常とは厚い壁で隔たれた空間を捉えた写真は妙な力があります。
なんだかんだと、時間を賭けてゆっくりと見て回ってしましました。国立近代美術館は金曜日は20時まで開館なのもうれしいですね。