ゆるゆるな日々 - はてダ版

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夜の虫

[展]赤瀬川原平の芸術原論
千葉千葉の街をぶらぶらと。一箇所だけアーケードが残っているところがあります。こういうのの撤去はどこかがまとめて費用を負担するのではなくて隣接してる店舗が出すものなのでしょうか。


千葉探してみると少し離れたところにもう一箇所、アーケードがぽつんと残っている場所がありました。


千葉市美術館あ、アーケードを観るために千葉には来たのではなく、千葉市美術館で開催されている「赤瀬川原平の芸術原論 1960年代から現在まで」を観にきたのです。展示を観る前に美術館のある建物の1、2階に残されている旧川崎銀行千葉支店の建物を見て歩いたり、なかなか美術館にたどり着けません。


千葉市美術館さて千葉市美術館なのですが、展示の始まる直前の2014年10月26日に亡くなられた赤瀬川原平のこれまでの活動を作品や資料などで振り返る回顧展です。赤瀬川原平は前衛芸術家、漫画家、イラストレーター、文筆家、写真家など様々な顔を持っており美術館の2フロアーを使って展示される作品、資料も多彩でまた膨大なものとなっていています。ネオダダ、ハイレッド・センター、千円札裁判、桜画報、トマソン、ライカ同盟などどれも興味深いものばかりです。これだけまとまった形で観ると圧倒されます。DIC川村記念美術館で開催されている「五木田智央」展と連携しており相互割引のサービスがあり、また無料送迎バスが運行されているのですが、そのバスの時間に間に合わせようと後のほう少し駆け足で見て廻ってしまったのですが、時間をかけてまたゆっくりと観直したいとも思うのでした。


川村記念美術館美術館を出てみると朝はいい天気だったのにいつのまにか曇が出てきて風も吹き出しちょっと怪しい天気となっています。無事戻ってこられるのかという若干の不安を覚えながら無料送迎バスで千葉の奥地にあるDIC川村記念美術館へと向かいました。30分程で川村記念美術館には到着しました。ここは2度めだったか3度めだと思うのですが自然に囲まれた美術館は小旅行に来たような気分にもなれます。マーク・ロスコジョゼフ・コーネルなどいつまでも眺めていたいコレクションの展示も魅力なのです。


川村記念美術館「五木田 智央 TOMOO GOKITA THE GREAT CIRCUS」展が開催中です。知らずに行ったのですが会場が賑やかなので何かと思ったら本人を迎えてのギャラリートークが行われているとこなのでありました。