ギロチン社

渋谷ユーロスペースで大正時代にあった無政府主義者の秘密結社「ギロチン社」を描いた山田勇男監督の「シュトルム・ウント・ドランクッ」を観てきました。「アンモナイトのささやきを聞いた」「蒸発旅日記」など独特の色彩と空気を持つ山田勇男監督の映画は好きで観いてきていますが、今作品もなかなか素晴らしいものでありありました。奇妙なSEも違和感なくはまっています。
上映後は山田勇男監督、出演しているあがた森魚、そして緒川たまきによるトークイヴェントもありました。予定さていた天野天街が家の事情で不参加となったのは残念です。トークはアレハンドロ・ホドロフスキー監督をあがた森魚が熱っぽく語っていたのが印象的でした。ユニークな妄想に溢れそれを実現しようとする人が好きなのでしょうね。