モスク

雨が上がったので午後からはふらりと下北沢へ。少し歩いて井の頭通りにでると通りの脇に古い廃墟のような木造アパートがあります。窓ガラスは一部割れ、色々なものが散乱していますが、人が住んでいる気配が感じられます。井の頭通りは拡幅工事が行われておりこの建物の一部は道路の工事予定部分にもなっているため壊されるのも時間の問題かなと思っておりましたが、まだ残っていました。
井の頭通りからは建物は一段下がった土地にあります。正確には土を盛ってその上に道路を通したものを思われます。段差から出入りが困難と思われるドアなど見どころに多い建物です。いつまで残るのか、いやこのまま朽ちていく様子も観たい気もします。


井の頭通りに沿ってイスラム教のモスク、東京ジャーミイ・トルコ文化センターまだ歩き、礼拝堂で一休み。東京にいるとは思えない異国情緒満載の礼拝堂、とにかく天井の模様やステンドグラスが綺麗なのです。しばしば立ち寄る場所です。先ほどは今にもあ取れそうな建物を観てきたばかり、その落差を味わうのも散策の楽しみでもあります。


日曜日ということもあってか見学者がたくさんいます。いつもは2〜3人いる程度なのですが。丁度、午後の礼拝の時間でもあったのでその様子も観てきました。そしてその後、礼拝堂では結婚式も行われていました。本式なものがどのようなものかはよく分かりませんが、その日は新郎新婦が結婚を誓い合うという時間にしても数分の極簡単なものです。参列者もあまりいません。むしろたまたまいたたくさんの見学者が拍手を送るなんて事になっております。
その後は笹塚駅まで歩き帰宅。