ゆるゆるな日々 - はてダ版

はてなダイヤリー時代の日記を移行しました。新ゆるゆるな日々はこちら→ http://petsounds.hatenablog.com/

日本のパナマ運河

日本橋船着場日本のパナマ運河などと呼ばれるらしい扇橋閘門に行ってきました。閘門というのは水門とは違い、水位の違う水路の間で船を上下させるための装置です。扇橋閘門は荒川と隅田川に挟まれた小名木川にあり、2つの扉の間の皮の水位が上下して船の通行を加納にしているのです。そこを船で通過するという企画に参加してきたのです。


日本橋水門日本橋の脇にある船着場から30名ほど乗れる屋根のない船に乗り込み出発です。船は日本橋川を下り日本橋水門を亀島川に入り亀島川水門から隅田川に出ます。外から水門を見ることは何度もありますが、そこを通過というのかなかなかの感動ものです。


清洲橋そして隅田川を上流へと向かいます。ここは水上バスも行き来しており何度か乗ってもいますので景色は以前も観ていますが、今回はそれらに比べると小さい船なので少しの波でも大きく揺れます。今日は天気もよく揺れも含めていい気持ちです。


新小名木川水門永代橋清洲橋などを越え船は隅田川から小名木川へと入って行きます。


扇橋水門そして本日のメインイベント、扇橋水門の赤い前扉の前へとやって来ました。到着した時、扉は閉じられていましたが、信号が変わり扉が徐々に上がり、中にいた船が出るのを待ち、そして船は閘門の中へと進んでいきます。屋根のない船です。水中にあった扉が開けられたため大量の水が滴り落ちてくるので傘をさしての通過です。スプラッシュマウンテンかと。いやディズニーランドは行ったことがないのですが。


扇橋水門扉の向こうにはまた扉。この2つの扉が閉じられ、その閉じられた水路の水位が徐々に下がり船が下がっていきます。後扉の向こうと同じ水位になったら扉が開けられ船はその先に進んでいくのです。


扇橋水門


扇橋水門




日本橋川扇橋閘門を通過した船はその先のクローバー橋という十字の橋まで行き引き返し再び扇橋閘門へと。先程は水面が下がるのを船に乗って体験しましたが、今度は水面が上がっていきます。水が川の底の方から湧き上がってくる様子が見られます。扇橋水門は誰でも通過することができるようです。しかも無料です。通過しようにも船を持ってないですが。
船は隅田川を下り日本橋川へと進みます。頭上には首都高が何本もうねっています。なんでこんなことになったのか。道路を作る場所がなかったとはいえ何だかねなのですが、これはこれで見るのが愉しい建造物であったりもします。