ゆるゆるな日々 - はてダ版

はてなダイヤリー時代の日記を移行しました。新ゆるゆるな日々はこちら→ http://petsounds.hatenablog.com/

廃線跡

明科 旧国鉄篠ノ井線廃線敷信州の実家に帰省したついでに旧国鉄篠ノ井線廃線敷を歩いてみました。無茶苦茶暑いので少し無謀かなとも思いつつ、、、
塩尻篠ノ井を結ぶ篠ノ井線は地すべり対策などから1988年に新しい線路に切り替えられ、かつての線路跡がウォーキングコースとなっています。明科の駅を降りて暫く行くと線路が敷かれていた跡と思われる盛土と電柱が見えてきました。ここを電車が走っていたかと思うとなんかワクワクです。


明科 旧国鉄篠ノ井線廃線敷更に行くと三五山トンネルがあります。補修されているため見えない部分もありますが煉瓦造りのトンネルは年月で良い味わいを出しています。外の暑に比べ中は涼しく、ひとまずここで一休み。


明科 旧国鉄篠ノ井線廃線敷トンネルを抜けると林の中を緩やかに上りながら廃線跡は続いています。暑い日のせいか誰も歩いていません。ぼっちです。それでもずんずん奥に行くと何人かの同好の人、いや物好きな人に出会うことができました。一人かと思っていたので一安心です。


明科 旧国鉄篠ノ井線廃線敷ウォーキングコースではあるものの廃線の跡は枕木や線路は撤去されてはいますが敷石がそのまま残されており実に歩きにくいものとなっています。石に何度も足をとられながら進みます。かつての信号や標識などが観られます。


明科 旧国鉄篠ノ井線廃線敷ずんずん進んだ先には漆久保トンネルがあります。いい感じに廃墟感を漂わせています。すぐ近くには煉瓦造りの小沢川橋梁も観られます。ここまで明科駅から約4.2キロです。暑い中、死ぬかと思いながら歩いてきたけれどいいトンネルが観られて満足なのでした。まだこの先、公開されている廃線跡は1.4キロ程続きますが、帰りの電車の時間もあるのでトンネルを少し超えた辺りで引き返すことにしました。
楽しかった。