ゆるゆるな日々 - はてダ版

はてなダイヤリー時代の日記を移行しました。新ゆるゆるな日々はこちら→ http://petsounds.hatenablog.com/

UTA WAS

六本木 スーパーデラックス朝までFREEDOMMUNE 0<ZERO>ONE THOUSAND 2013を幕張メッセで観て帰って風呂に入って寝て起きて、今度は六本木のスーパーデラックスで「UTA WAS part 1 Phew山本精一 それぞれの出発(たびだち)」を観に行くという最近になり弱ってきている身体を痛みつけて快楽に浸るという週末です。
会場入口に「今日はうたはありません」と書かれたメモが置かれています。そんな気がしていました。「UTA WAS」だしね。前半は山本精一のソロ、後半はPhewのソロ、一緒での演奏はありません。山本精一サンプラーを多用しギターの音と重ねる、壁に投影されるスクリーンセーバーみたいな幾何学的な映像と相まって、とても幻想的なものです。後半に行くほど音の粒子が際立ちスピードが増して行くようで覚醒的です。音に塗れて覚醒を突き抜けて昏睡の状態に、、、というか睡眠時間が少なかったこともあり不覚にも少々寝てしまっていたり。
Phewはなにやらゴツい機材を並べ2本のマイクとヘッドセットを使い分けての演奏です。Project UNDARKの延長なのか。Phewのソロとしてスタートした頃のコニー・プランクらとの作った音のようにも思えたりします。物理の教科書から取り出したような言葉、小林エリカのオペレーションによる鉄塔などのモノクロームの映像、そしてループする音の中にぐいぐい引き込まれていく感じです。それぞれに旅立ちと題されていますが、今後の展開がとても気になる演奏です。