弁天洞窟

洞窟探検に行ってきました。京王よみうりランド駅の近くに洞窟があるというので気になっていたのです。目的の駅に向かう世田谷線の中でtwitter越しに牧伸二さんの訃報が伝わってきました。昭和がまた消えていきます。
京王よみうりランド駅という位ですから下車した人のほとんどはよみうりランドに向かって歩いていきます。ひとり別の方向に歩いていきます。多摩川を超えただけなのに妙な地方感。走っている車がやたら多い。そんなとこにも地方感を覚えます。「考えて下さい 死後の行先」と書かれた看板がありディープな世界にきてしまったかなと…


弁天洞窟というバス停があり洞窟のある威光寺がみえてきました。受付らしきものはあるけど誰もいない。ブザーで呼び出し拝観料を払って拝観券と蝋燭とマッチをもらい、いざ洞窟へ。境内の奥の山の斜面の下の部分に洞窟の入口はありました。中は真っ暗、狭い、足場も不安、そしてすぐ消えそうな蝋燭の細い火は心許ない。大蛇がいます。池らしきものがありもう一匹の大蛇がいます。やばい。でも何かいい。
こんな所にくる人なんていないだろうと思っていたら年配の夫婦、若いカップル、子供連れの家族、単身の女性など結構色んな人達が次々とやってきます。割と有名なのかな。



帰りは南武線で溝の口へ出て乗り換え。久し振りに溝の口西口商店街に行って見るとまだ前来た時の姿のまま残っています。闇市の跡と思われる昭和の空気が今も流れているバラックの薄暗い商店街です。そのうちになくなってしもうのだろうけど。そして溝の口駅の西側の山を散策。兎坂、馬坂という名前の坂があり、特に兎坂は整備されてなくて山歩きをしているよう。