Welcome to the Jungle
街を歩いて見え隠れする昔日の記憶を紡いで妄想するが好きなのだけど、再開発された街は記憶がリセットされてしまっていて実に味気ないのっぺらとした印象しかありません。とりわけ「中央地区」。まだドッグ跡や線路跡が残っている/残されているなどのようなところもありますが。
横浜美術館に行って来ました。美術館はいいのだけれどこのまわりの風景はあまり好きにはなれません。横浜美術館では「Welcome to the Jungle 熱々!東南アジアの現代美術」展が開催中です。入り口には「ナウィン」と書かれたプラカードを頭の上に掲げ立っている人がいます。ナウィン・ラワンチャイクンの作品のようです。
展示は想像していたアジア的な熱々な感じというよりは、アジアの民族感覚や風土に根ざしたクールな美術という印象ではありました。