REAL TIMES

清澄白河の無人島プロダクションでChim↑Pom展「REAL TIMES」。
事故後、福島原発近くまで行って旗を立てたり、被災地の人達との気合100連発とか彼らの行動そして、表現があまりにも馬鹿馬鹿しすぎて感動です。
馬鹿馬鹿しさ、それが今の福島のリアルなのかもしれません。そこには原発への悲しみと怒りがあります。
さて現地から持ち帰ったものを使用した作品は、一体何シーベルなのかというリアルもあります。
彼らの行動には賛否ありますが、見たい人は見に行っといたほうがいいよ。
渋谷駅にある第五福竜丸が被爆した際の水爆の炸裂の瞬間をテーマにした岡本太郎の「明日の神話」の開いている空間に福島原発を描いた絵を置いた一連の行動もここでは展示されています。
ここ2ヶ月で日本はデマに惑わされまい情報リテラシーが向上したとも言われていますが、作品に落書きをしたという不正確なマスコミの報道をそのままに捉えて批判する人がいたりして、おいおい、とか思ったりするこの頃です。