ゆるゆるな日々 - はてダ版

はてなダイヤリー時代の日記を移行しました。新ゆるゆるな日々はこちら→ http://petsounds.hatenablog.com/

障害者プロレス

下北沢 ドッグレッグス
下北沢の北沢タウンホール障害者プロレスドッグレッグス」第82回 20周年記念興行 「20」を観てきました。
ドッグレッグスについては天願大介監督「無敵のハンディキャップ」を見ていて知ってはいましたが、見るの初めてです。
北沢タウンホールにはステージに当たる所にリングが設置されていて、それを客席から観る感じです。左右には特別席。障害者の方も多く観に来ています。
試合開始は6時なのですが、その前から前座試合が始まります。いきなりミラクルヘビー級の対戦です。障害者プロレスでは障害の重さが階級になります。ヘビー級は自力で立って歩く事のできる障害の軽い選手。スーパーヘビー級は、膝立ちや座った状態で試合をする選手。ミラクルヘビー級は自分で動き回ることができない選手です。
リング上を蠢く選手。なんなの。でも面白い。
次々とでてくる障害者の繰り出す奇妙な戦いは笑っていいやらなんやら、でも笑っちゃいます。聾唖の魔名魅が可愛すぎます。
今回はみちのくプロレスのフジタ”Jr”ハヤトとken45°の対戦も見られました。フジタ”Jr”ハヤトは障害を持つ親と共にドッグレッグスで活動した後、みちのくに行っています。それにしても本物のプロレスはスピード感が違いますね。障害者のゆるい試合を観た後だと、プロレスはこれじゃないとねとか思っちゃいます。
でも障害者の気迫はそれにも全然負けてはいません。胸より下が動かない胸男と唖の陽ノ道の特殊拘束マッチは壮絶なものでした。障害にも差がありますが、胸男にあわせ陽ノ道は手足を縛り、同じ程度に動きが制限されての戦いは、頭突きの応酬で鈍い音が会場に響きます。鼻血はでるし、眼の上が腫れ上がります。
何かわからんけど凄かった面白かった。また見たい。