黒田オサム
六本木、国立新美術館で開催されている日本アンデパンダン展を観てきました。
自由・平等の開かれた創作発表の場です。非審査、自由出品の展示です。
玉石混交人生色々男も色々女も色々アートも色々です。その中でパフォーマンス/インスタレーションのコーナーが自由すぎて笑えます。ゴミなのかアートなのか、物々交換もアートなのか。
何よりも乞食(ホイト)芸の黒田オサムのパフォーマンス「労働者諸君!」が見られただけでも満足しております。
大杉栄を紹介した後、歌い、舞い踊り、社会の窓から「REVOLUTION」などと書かれた紙を取り出したりとか。自由すぎます。
桃色ゲリラの増山麗奈も現れエレキギターをかき鳴らす花魁姿の青年とともに黒い太陽を再現するなど。自由すぎます。(とはいっても、色々と制限はあるようですが。)
六本木アートナイトは、ただの客寄せのイヴェント、それにつられたお祭り騒ぎになっていて、つまらないものでしたが、こんな自由すぎるアートが街の中にあったら、それはそれで愉しかったのにとか思うのですけど。