音の危機一髪

秋葉原から歩いて、練成中学校だったところ。3331 Arts Chiyodaという、アートのスペースとして再生されているようです。池尻のものつくりに似た感じでしょうか。中ザワヒデキとかもあります。
体育館で音遊びの会東京公演「音の危機一髪！」を見てきました。神戸在住の知的障害のある子供たちと家族、そして大友良英ら演奏家たちによる演奏です。
会場は最近まで中学校だったところの体育館です。体育館には、校歌がいまだに掲げられています。
子供たちが放つ、巨大な風船が会場内をゆらゆらと漂います。いつしか、体育館のそこらじゅうから、音がするもの、プチプチとか、楽器とか、声とかが聴こえてきます。即興の演奏です。
全員による演奏、フルオーケストラが圧巻です。即興演奏の終りをどう決めるのかが気になります。本能のままに音に身を委ねる子供たちのの演奏の終わりとは何なのだろうとか思ってしまします。
最後は、パレードで体育館から出て中庭に出ての演奏。爽快です。
音が生まれる現場を体験できた、そんな気がします。