六本木クロッシング
六本木ヒルズへ行ってきました。
穏やかな陽気ですが、もうすぐ春ですね、恋をしてみませんか、とか言ってる場合じゃないような強風が吹き荒れています。六本木ヒルズの屋上から、強風と一緒に吹き飛ぶのも気持ちがいいのかもと思いますが、さすがに今日はクローズです。
「六本木クロッシング 2010展:芸術は可能か?」を見てきました。日本のアートシーンの明日を見渡すべく、多様なジャンルのアーティストやクリエイターを紹介する展示だそうです。
Chim↑Pomの飲み散らかした現場(ゲロも含む)を食品サンプルなどで再現した作品とかもヒルズの53階で見られます。森村泰昌の作品は開催中の写美でも見たのでささっと。ミヅマアートギャラリーでも見た、青山悟の暗闇に浮かび上がる刺繍作品には魂を抜かれます。
はまったのは、相川勝の作品です。ラモーンズやクラフトワークなどのCDを絵具を用いて複製しているのです。帯や歌詞カードも手作りで複製しています。さらに、肉声により音までもが複製されています。鼻歌のようなよれた声だけで再現された音がアルバムごと収録されCDになっています。
フリクションの「軋轢」までも聴かれます。じゃじゃっじゃ〜じゃじゃっじゃ〜おれはいうことできぃ〜るぅじゃじゃっじゃ〜。
飛ばしながらも、全曲、聴いてしまいました。音楽に対する思いのひとつの姿が見えてきます。