ゆるゆるな日々 - はてダ版

はてなダイヤリー時代の日記を移行しました。新ゆるゆるな日々はこちら→ http://petsounds.hatenablog.com/

BLUE

恵比寿 恵比寿映像祭写真美術館の全館で行われている恵比寿映像祭に行ってきました。映像祭とはなんぞやとも思いますが、Yebis International Festival for Art & Alternative Visionsと聞くとちょっと見たくもなります。上映作品やイヴェントなどは有料ですが、展示は無料となっております。2回目になる今回のテーマは「歌をさがして」だそうです。
サウンドインスタレーションが展示されている2階の会場に入ると、いきなり吉田アミの空気を切り裂くようなヴォイスがスピーカーから響きまくっていて、興奮させられます。会場を包むように設置された6つのスピーカーと可動式の超指向性スピーカーから、音が再生されます。釣らされた電球が音に合わせて明滅したり、揺れたりします。ちょっとアンサンブル展を思わされます。
「おかえりなさいのうた」というこの作品は、テニスコーツのさやの声や歌、朗読などを中心に構成さたもので、山本精一の歌や声も聴かれます。飴屋法水大谷能生、今井和雄、勝井祐二坂本弘道なども参加しています。
他の方にはどう聴こえてるのでしょうか、時折、音が響きわたる会場にぽつねんと一人ぼっちになったりして、贅沢な気分というか、でも間違ってるのかなという気分になります。
ポール・マッカーシーの作品も見られます。大画面のTVを並べて派手派手にやってくれたら、もっと祭っぽかったような、盛り上がりには今ひとつ欠ける気もいたします。
2階の大型のプロジェクターにはボアドラムの映像が映されていました。そして、相対性理論+渋谷慶一郎の「BLUE」も見られます。青いだけの映像です。デレク・ジャーマン
地下の都築響一のレーザーカラオケが設置されたカラオケバーなスペースが妙に落ち着きます。