DEREK JARMAN
今日も東京はいい天気です。
帰宅すると相対性理論+渋谷慶一郎「アワーミュージック」がamazonから届いていました。タイトルはゴダールでしょうか。
電子音響系の渋谷慶一郎と、セカイ系の相対性理論の盛り合わせという、個人的には大好物がひとつのお皿の上に乗っかってしまい、どうなのでしょうといった気持ちです。収録されているのは、渋谷慶一郎による3曲とそのヴァージョン違いのものです。
一曲目の「スカイライダーズ」はバンドサウンドで渋谷慶一郎の曲が意外にも歌にもはまることを感じさせてくれます。曲が進みゆくうちに電子音が密度を増していき、やくしまるえつこの呟きが脳髄に響いてくるようになります。最後のalva notoのremix曲で昇天です。
相対性理論は、昨年の浅草アサヒ・アートスクエアでの「アジアン・ミーティング・フェスティバル2009」にも参加していました。やくしまるえつこは、強者ばかりによる即興演奏の中、PCに表示されたポエムだか小説だか何かのテクストを読んでいました。その時はよく聴き取れませんでしたが、少し場違いな衣装や雰囲気からして、何か気になるものでした。まだ、今年も始まったばかりですが「アワーミュージック」は年間ベストの候補です。
iTunes storeでもアルバムで一位になっています。