ゆるゆるな日々 - はてダ版

はてなダイヤリー時代の日記を移行しました。新ゆるゆるな日々はこちら→ http://petsounds.hatenablog.com/

映像祭り

横浜 ヨコハマ国際映像祭外は正月みたいな空です。
三軒茶屋からバスで自由が丘へ。東横線に乗り換え横浜に向かいます。車窓から富士山が奇麗に見えます。
ヨコハマ国際映像祭2009というのが行われています。会場は新港ピアとArtBank、そして野毛山動物園などです。横浜トリエンナーレとかぶっていますが。
第一会場の新港ピアに行ってみました。プラネタリウムのドームがあります。MEGASTAR IIによる地上の色々な場所から見られる星々投影です。バリ島のカエルの声、ミュンヘンの街の雑踏、アーネムランドのディジュリドゥの音が7.1chで四方八方から迫ってきます。
寝室にはHOMESTARを置いています。天井に星々を映すと寝ながら宇宙に抱かれる気分になれます。さすがにMEGASTAR IIの超がつくリアルな星空には及びませんが。
新港ピアでは「映像が生まれるところ」というテーマで展示がされています。ニコ動のコメントだけを映していたり、twitterのタイムラインを眼鏡を通すと見られたりとか。ブラウン管式のモニターが会場内にはサブタイトルごとに設置されています。大野一雄の映像には魂を持ってかれる感じです。イルコモンズの三人だけのデモの映像とか笑えます。デモなんだから反対とかいわなきゃとか警察に言われるようなぐだぐだな、でも正式な届けによるデモの映像です。


ラボスペースには、いるといらのコーナーがあります。路上からの行動が展示されます。イルコモンズが逮捕(後に不起訴)されたG8サミットの映像や、イルコモンズ返せのデモの映像などのほか、渋谷宮下公園とか路上で起きている様々な問題が提示する展示が行われています。
ヨコハマ国際映像祭の本気を出すのは、第二会場のBankArtの方であるようです。見たかった、クリスチャン・マークレイがあります。4つのスクリーンを使い、様々な演奏の演奏の映像を編集した作品はひとつの演奏として聴かれる見事なものです。