ゆるゆるな日々 - はてダ版

はてなダイヤリー時代の日記を移行しました。新ゆるゆるな日々はこちら→ http://petsounds.hatenablog.com/

バレたらどうする

京橋のINAXギャラリーで「チェコのキュビズム建築とデザイン 1911-1925」展。かくかくな幾何学な建物の写真などが観られます。チェコというと絵本やアニメ、映画だと「ひなぎく」、そしてヤン・シュバンク・マイエルなどが紹介されていますが、実態が掴めません。頭の中を整理しなくてはと思います。行ってみた方がいいのかもしれませんが。上野 高橋コレクション
新富町まで歩いて、アラタニウラノで西野達「バレたらどうする」展。
前に観た、銀座エルメスでの西野達の展示では、建物の屋根の上にあるエルメスのシンボルのスカーフを持った騎馬像を囲って部屋を作ってしまうというものでした。少女の部屋のベッドの上に馬にまたがった白馬の王子様が現れるという見立ての作品ですが、エルメスの屋上に出られる、馬の像を間近で観られるといった事に興奮した記憶があります。
会場では天上が展示されております。ギャラリーの天上がはずされ、吊るされて展示されているのです。まいりました。
もうひとつの展示は、西日暮里の街角にあった電灯です。何気に普段、見ている電灯ですが、改めて見るとでかいです。土台の部分はギャラリーの給湯室にあります。電灯の部分は、壁を突き抜けて事務所にあります。電灯は点灯されていて丁度、事務所のデスクの上を照らしていますが、暑そうで使いにくそうです。こんなの、どうやってギャラリーに入れたのでしょうか、こんな無茶苦茶して大丈夫なのかとか思いながらも、楽しませていただきました。
そして、上野の森美術館で「ネオテニー・ジャパン―高橋コレクション」。日本の現代アートを改めて観てみる感じでしょうか。これだけを蒐集する精神科医でもある高橋先生の方が気になります。束芋の手ぬぐいを購入。