少女幻想綺譚

三軒茶屋、昭和女子大の向かいにある、めん和正というラーメン屋で中華麺の味玉入りをいただきました。煮干と鰹のいわゆる魚介系というものでしょうか。奥さん（？）によるものなのでしょうか、気の利いた心配りが感じられる穏やかな感じのするお店です。ラーメンも穏やかに感じられます。頭に手ぬぐい巻いた、そろいのTシャツのお店はちょっとねなので、ゆるい感じがありがたいです。近所なのに今まで、気がつかなくて、すまなく思います。
昭和女子大前からバスに乗って道玄坂上で下車。東急のBunkamura Galleryで「−少女幻想綺譚−その存在に関するオマージュ」展。少女をテーマにした、宇野亜喜良、金子國義、七戸優、たま、富崎NORI、トレヴァーブラウン、鳩山郁子、原マスミ、山本タカト、吉田光彦、四谷シモンなど53名もの作家によるドローイング、人形が集められ展示されています。危うい少女の様々な姿がそこいらじゅうから迫ってきます。
神南一丁目からバスに乗って十二社池の上で下車。ガテン系作業衣の万年屋の位置が少し変わっています。
Kenji Taki Galleryで塩田千春展。昨日、資生堂ギャラリーで観た塩田千春の作品は黒の毛糸でしたが、こちらは白いドレスからは流れる様に血のような赤い毛糸が床まで張り巡らされています。天上からも滴り落ちるかの様に赤い糸が垂れ下がっています。糸で様々な表情を表す作家です。他も観てみたいと思います。