大改造

新宿では嵐のような風と雨の中、「安全・安心まちづくり都条例」改悪反対緊急デモが行われていました。デモはじゃかじゃか音を出しながらにぎやかに楽しげに、大きな道は通る事なく、コマ劇場の前の広場を回り、アルタ裏の通りや、タワレコのあるフラッグスの前など路地を抜けて行きます。
安全とか安心は大切な事なんですけれど、「安全・安心」とセットでその言葉を行政機関、企業が使うのを見聞きすると、逆に不安を煽っているようにも思え、以前から気持ち悪く思っていました。狙いはなんだんだとも穿って見てしまいます。
デモは、今月、改訂される都条例が街頭行動やパフォーマンス、野宿者や外国人を「多大な迷惑」として取り締まるものとして訴えています。繁華街に立ち寄る人は、「多大な迷惑」を「犯罪」として通報するよう努める義務を負わされることにもなります。散歩好きとしては、歩くだけで「不審者」の可能性があるものとして見られるのはやな気分ですし、そして「不審者」を見つけて通報しなかればならないということもやな気分です。不審な人を観察して楽しむのは、無茶苦茶大好きなんですけれどね。



帰宅して、テレ朝「ビフォー・アフター」。チンドンのアダチ宣伝社の人の家が劇的大改造です。ルイス・フューレイのレコ・ジャケがこんなに何度もテレビに映されてるのを見たのは初めてです。