鴨せいろ
冬なのに似合わない雨が降っています。青山一丁目のくろ麦に立ち寄り、鴨せいろの温かい濃厚な汁で身体が温めます。
かつて、この店では、生前の筑紫哲也を見かけた事があります。
銀座に移動して乙女のエロティシズム展「スウィート・セクスアリス」。女子の秘めた想いが様々な形で表現されています。ラブな気持ちになります。
そして銀座テアトルシネマでエリック・ロメール監督「我が至上の愛〜アストレとセラドン〜」。映画上映までには少し時間があったので、近くのギャラリー小柳で束芋「ハウス」展を訪ねます。この展示は2回目です。かゆい感じがたまらない、ヴィデオ作品の展示です。
さて、88歳のエリック・ロメールによる最後の映画と云われる「我が至上の愛〜アストレとセラドン〜」はローマ時代の若い羊飼いの男女の純愛の物語でした。今の人からは突っ込みどころ満載なのかもとか思いつつ魅き込まれます。
かつて、ヌーベルヴァーグと云われる作品ばかりを意識的に見ていた事を思いだされます。