猫

夜は日仏学院にいくことにしています。だからということではないのですが、銀座ヴァニラ画廊で行われている「現代日本のエロティックアート」パリからの凱旋記念展示に行きました。パリの「エロティックミュージアム」で半年に渡って開催されていたという企画の一部が展示されています。エロティックミュージアムとはパリの歌舞伎町とも言われるピガールにある博物館のようです。良く判りませんが秘宝館みたいなものなのでしょうか。ヴァニラ画廊は秘宝館とは違います。画廊です。
松屋の美術サロンで「人形作家 佐藤美穂個展」。密室な印象がある球体関節人形がデパートの売り場の隣に普通にある異様さがなんともいえません。何でもあるのが百貨店です。
そして、弥生美術館へ、御徒町から東大構内行きの都バスで終点で下車して、東大の弥生門から外に出ようかと思ったのですが、今日は入学試験のため駄目と言われました。入試対策が不足しておりました。仕方なく池之端門の方に向かう事にしました。こちら側は今まで行った事がないのでこれはこれで愉しめました。重厚な建物が並びます。ドグラマグラな怪しい研究をしているのではとも思ってしまいます。妄想の中のマッドな教授は桂枝雀です。
遠回りをして辿り着いた弥生美術館で「夭折の挿絵画家 小林秀恒」展。入り口にいる猫に引っ掻かれそうになりました。良く見ると人になついていないので近づかない様にと書かれておりました。