松濤

渋谷の松濤公園は湧き水による池もあり、わりと気に入っていてたまに出掛けて行く事があります。以前、松濤の邸宅街を散策していて麻生太郎の家がここにあるのを発見しました。要人の家の前には常に警察が常駐していているものですが、その頃は総理大臣になる前のことで普通にその家は街の中にありましたが、お金持ちなんだなあ、一般の人達とは生活のレベルが違うんだなあと思っておりました。
その麻生宅を見てみようという企画が反戦と抵抗の祭＜フェスタ＞の人達によって行われました。渋谷駅から松濤へと、てくてくてくてく歩いてこうというものです。雨宮処凛の姿も見られます。渋谷駅はいつものとおりの混雑なのですが、その中に私服の公安の人が交じっているのが見受けられます。天気はいまいちなのですが散歩ついでに、松濤まで行くのも良いかなと思い、集団とは少し距離をとって、何となく流れて行きました。
デモではないのですけど少し煽り過ぎかなあと思っていたら、ヤマダ電機LABIの前で沢山の警察管が麻生宅に向かう人に襲いかかり始めました。騒然とした風景に街を歩く人が戸惑っております。道交法でも何でも使って行動を阻止してやろうという感じはしておりました。ここで3名が逮捕されることとなり、麻生宅を見に行くという企画はここで中断となりました。<追記>
麻生宅は松濤ではなく正しくは隣の神山町でした。それにしても歩くのも不自由な時代なのでしょうか。