昭和40年

中目黒に移動してミヅマアートギャラリーで合田誠の個展「ワイはミヅマの岩鬼じゃーい！！」。手足を切断された少女を描いた「犬」シリーズの新作や「判断力批判」に落書きのようにペイントされた「判断力批判批判」などが展示されております。5階の会場には、こちらはムサビの学生とに制作になる段ボールで作るゴシック建築が展示されています。というか、まだ作成中なのか。とっちらかっています。
渋谷から新橋行きの都06系統の都バスに乗り光林寺前で下車。渋谷川の脇の高橋コレクションで小沢剛 展 "Tsuyoshi Ozawa Exhibition"。なすび画廊などこれまでの作品の展示です。会場は窓が開けられていて、外と同じ温度です。暑いです。ゲリラ的に屋外に展示されてきたなすび画廊ですので、それを観るにはこのような環境の方が良いのかもしれません。
再び都06系統に乗り引き返し恵比寿橋で下車してNADiff a/p/a/r/t。昭和40年生まれのアーチストである松蔭浩之、会田誠、有馬純寿、大岩オスカール、小沢剛、パルコキノシタが「昭和40年会の東京案内2008」という本の出版に合わせた展示が行われています。篠原紀信がいて今日は何かあるのかと思ったら昭和40年会のトークイヴェントがあるようです。今日は松蔭浩之、会田誠、有馬純寿、パルコキノシタに加え辛酸なめ子がイヴェントに参加するようです。篠山紀信はぜんぜん関係ないようです。
本の出版にあわせてweb掲載時の話も交えた東京の街話あれこれ。ゆるいです。2部構成になっていて、2部では辛酸なめ子の写真の紹介。世田谷ぼろ市で売られるぼろじゃないもの、正月の天皇参賀での入場のチェック、舎人ライナーから見えるマンションの部屋など、あるよねとか思いながら聞いておりました。舎人ライナーから丸見えの部屋は気になってたもののひとつです。
かって、中野のタコシェの店の前に座っている辛酸なめ子を見た事がありました。