乙女
暑い。三軒茶屋から上野広小路、そして東大構内行きのバスに乗り、終点の東大へ。そのまま弥生門から外に出て、弥生美術館で開催されている「乙女のイコン展〜大正・昭和の雑誌に見る少女画のイコノグラフィー〜」に立ち寄ります。
弥生美術館は乙女の聖地、乙女の殿堂とか呼ばれているらしいです。そのように今回の展示の企画の紹介にも書かれております。そうだったのか。展示は竹久夢二や高畠華宵、蕗谷虹児、中原淳一、加藤まさをらによって描かれた、「少女画法」や「少女の友」「少女世界」などの表紙や挿絵を中心としたものです。大正ロマン的なものは、あがた森魚の「乙女の儚夢」を聴いた事や、丸尾末広の絵が高畠華宵に影響されていた事などを通して魅かれるようになったという、多少、素直じゃない入り方をしております。この展示、本当に素敵過ぎますわ。