銭湯

今週はなにかと不完全燃焼の日が続きます。肉体も心もがたがたの週末です。こんな時はとりあえず歩こうと外に出ました。自分のスピードとりもどすことが一番です。それに今日はいい天気です。
三軒茶屋からバスで下北沢へ。少し遅い昼には丸安でソーキそばをいただきます。小田急線〜千代田線、そして根津で下車。とりあえずの目的地はSCAI THE BATH HOUSEです。途中、江戸時代の大名お抱えの時計師たちが作った時計が展示されているこじんまりとした大名時計博物館に立ち寄りました。大名時計では昼、夜をそれぞれ六等分した時刻になっています。季節により昼、夜の長さは変わります。つまり一時の時間が一定ではないのです。地球の動きに合わせて暮らすなんて素敵です。
その後、この辺りに多くあるお寺に立ち寄ったりでようやくSCAI THE BATH HOUSEの到着。煙突が今でも残るかつては銭湯だった所です。「横尾忠則のふたつめの壺」の作品が展示されています。新作を中心としたものですが横尾忠則の壷の大きさに感動します。ひとつめの方は見逃してしまいました。
その後、上野公園の旧東京音楽学校奏楽堂。少々疲れたのでパイプオルガンがあるホールの椅子で、しばし流れる音楽を聴きながらまったりします。入場料は必要ですが時間を忘れて過ごす事のできるとっておきの空間ではと思います。
今日の道草