ゆるゆるな日々 - はてダ版

はてなダイヤリー時代の日記を移行しました。新ゆるゆるな日々はこちら→ http://petsounds.hatenablog.com/

一万年、後・・・・。

一万年、後・・・・。中野ブロードウェイを散策して時間を調整してから、ポレポレ東中野でレイトショーの沖島勲監督の「 一万年、後・・・・。」を観てきました。「映画」は「やめとけ」と言われている、阿藤快が演じるかつて映画を作っていたという男が電波の関係で、奇妙な全タイ姿で1万年後の世界にタイムスリップし、少年とその妹との会話から日本が、地球が変わってしまっていることを知っていくという荒唐無稽、奇妙奇天烈な話です。セットで撮影を行う監督やスタッフの姿を後ろから映す冒頭から、これからの映像が虚構であることが暗示されます。不勉強ですので多くをここで語れないもどかしさがありますが、これは沖島勲の姿が投影された映画と言えるのかもしれません。
宇波拓の音楽がいい感じに抑制を効かせてくれています。上映期間中には宇波拓のバンド、HOSEの生演奏も聴かれるようです。
今日は初日ということで、沖島勲監督、阿藤快、母親役の洞口依子、少年役の田村勇馬、その妹役の遠藤恵里奈の舞台挨拶がありました。沖島勲が脚本を書いた「まんが日本昔ばなし」の作品も今回、併せて上映されるようです。